360年、毎日が創意工夫 歌舞伎座舞台株式会社360年、毎日が創意工夫 歌舞伎座舞台株式会社

 

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いつも弊社のウェブサイトをご訪問いただき、ありがとうございます。この度、ウェブサイトを全面リニューアルいたしました。より見やすく、より使いやすいウェブサイトとなるよう、さらに運営を進めて参りますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
主なリニューアル点は、下記のとおりです。


1、スマートフォン、タブレットなどに対応させました。


2、社員紹介 先輩後輩インタビューの内容を一部、更新しました。



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2020.02.28

2月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。

『八陣守護城(はちじんしゅごのほんじょう)』の船です。ダイナミックな転換もあります。


『筆法伝授』は、上品で贅沢な道具です。場面転換も、凝っていて、楽しめます。

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2020.02.12

1月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。

『奥州安達原(おうしゅうあだちがはら)』の舞台です。雪が積もった様子は、白い布を敷くことで表します。


『河内山(こうちやま)』の転換の練習風景です。長いゴザを手早くさばいて盆(回り舞台)の内側におさめます。これも大道具の仕事です。若手の練習に、先輩が付き合っています。

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2020.01.10

あけましておめでとうございます。
本日(1月2日)より、歌舞伎座の「壽初春大歌舞伎」もはじまり、私たちも初仕事をむかえております。
いつもは、あちこちにちらばって仕事をしていますが、今朝はみんなが歌舞伎座に集合して年始の式をしました。

社長の挨拶からはじまり、日ごろがんばっている人を表彰したり、子年生まれの人を紹介したりしました。
今年もHPやFacebookページで、ささやかな発信をしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。



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2020.01.02

12月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。

『たぬき』の序幕。古典作品とは異なって、大道具も写実的です。


月は、照明さんが担当される場合もありますが、このたびの『村松風二人汐汲』は大道具です。

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2019.12.09

11月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。

大道具には、造花の担当者がいます。11月の舞台も、花がたくさん咲いております。


『研辰の討たれ(とぎたつのうたれ)』三幕目の道具。こちらの木の葉も造花です。

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2019.11.13

10月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。

『通し狂言 三人吉三巴白浪』の「火の見櫓」の道具。一面の雪景色です。

「塗方(ぬりかた 第二美術課)」の細かな仕事。木の板の側面に線を引いているところ。とっても手早いです。『御摂勧進帳』の屋体。

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2019.10.10

9月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。

『幡随長兵衛(ばんずいちょうべえ)』の道具。長兵衛の家の出入り口付近です。

『沼津(ぬまづ)』の幕開きの場面。のどかな田舎の風景を、絵描きが手直ししているところです。

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2019.09.10

8月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。

『東海道中膝栗毛』の海中の場面。絵描きが手直しをしているところです。

『伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)』の準備風景。長いゴザを敷くのですが、みんな投げるようにして、ざっと一気に、そしてまっすぐ正確に敷いていきます。これをひとつの演出としてお客様の前でお見せするのが「出投げ」です。



「出投げ」の記事
http://kabukizabutai.co.jp/saisin/genba/3879/

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2019.08.12
大道具の道具

その21 箱千畳

『伽羅先代萩』などで、御殿の奥に大広間が現れるときがあります。これを「千畳(せんじょう)」と呼びます。
千畳の形状には2タイプあり、平面に絵で描くものと、半立体に作った「箱千畳(はこせんじょう)」があります。
この千畳は奥のほうに飾られるので、客席からの存在感はあまりないと思いますが、近くで見るとかなりのボリュームがあります。
襖は金地、銀地。畳の色などにも気を配りながら色を塗り、丁寧に製作しています。

トリックアートのように、不思議な立体構造になっています。

箱千畳の奥のあたりは、このような感じ。襖の松も丁寧に描いてあります。

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2019.08.05
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