360年、毎日が創意工夫 歌舞伎座舞台株式会社360年、毎日が創意工夫 歌舞伎座舞台株式会社

 

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11月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。


『お江戸みやげ』の冒頭の場面です。どこまでが二次元で、どこかからが三次元の立体か…。うまく溶け合っていますよね。


『お江戸みやげ』の主人公・お辻さんが気が大きくなる場面のお部屋です。

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2018.11.09

10月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。


『三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)』。後のセリからは、門があがってきています。


『佐倉義民伝(さくらぎみんでん)』では、雪の場面があります。舞台の雪が、裏方ゾーンにもこぼれてきます。

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2018.10.22

10月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。


『大江山酒呑童子(おおえやましゅてんどうじ)』の舞台。小道具さんと連携しながら、仕事をしています。


『助六曲輪初花桜(すけろくくるわのはつざくら)』。赤い大格子の下に“腰”と呼ばれる板がありますが、助六を演じる役者によって図案が異なります。このたびは、仁左衛門丈が助六を演じられているので「銀杏」と、勘三郎丈の追善ということもあり、「角切銀杏」が描かれています。


今月は「十八世中村勘三郎七回忌追善」の公演。大道具もいただいたTシャツを着て、仕事をしております。

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2018.10.10

フランスのパリで、9/13-19まで行われていた「松竹大歌舞伎」に弊社も参加させていただきました。
公演は、パリの国立シャイヨー劇場を会場とし『かさね』『鳴神』を上演。大盛況でした。
大道具ではいつも仕事前にラジオ体操をしているのですが、フランス語の音声を特別に作成して、フランスのスタッフも一緒にラジオ体操をしていたそうです。


パリの国立シャイヨー劇場の舞台での記念写真。背景画は『かさね』です。

こちらは千穐楽の記念写真。フランスのスタッフとも打ち解けて、リラックスした様子ですね。

千穐楽には大入袋もいただきました。

【歌舞伎美人ニュース】動画もあります
 パリ「松竹大歌舞伎」、喝采で迎えられた獅童、七之助
 https://www.kabuki-bito.jp/news/4964

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2018.09.25

9月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。


『河内山(こうちやま)』の松江邸広間のふすま。秋草が描かれています。


新作歌舞伎舞踊『幽玄(ゆうげん)』の幕開きの背景は、松です。いつもの松羽目(まつばめ)の松と比べると雰囲気が違いますよねー。

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2018.09.22

9月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。


『金閣寺』の建物の2階部分です。お客様から見えにくいようなところにも、きれいに絵が描かれています。


『鬼揃紅葉狩(おにぞろいもみじがり)』では、この「かすみ幕」がひょこ、ひょこっと出てきます。これを動かしているのも、大道具です。

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2018.09.16

9月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。


『俊寛』の準備の様子。床に波を描いた布を敷き詰めます。


『河内山(こうちやま)』。場面転換では、ゴザもきれいに扱わなくてはなりません。先輩から後輩に、技を伝授しているところ。

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2018.09.10

日本美術院の前理事長であった故・松尾敏男(まつお としお)先生(1926-2016)の没後初の回顧展が「そごう美術館」(横浜市)にて開催されています。
松尾先生は、歌舞伎ともゆかりが深く、歌舞伎座が新開場した平成25(2013)年4月公演の最初の演目『壽祝歌舞伎華彩』、その一年後の平成26(2014)年4月の歌舞伎座公演の『壽春鳳凰祭』では、舞台美術を担当。また、歌舞伎座にある緞帳の原画も制作されています。
この展覧会では、先生と交流のあった七代目中村芝翫(1928-2011)の肖像画も出品されています。生前の舞台をご覧になった方ならば、なつかしくご覧いただけるのではないでしょうか。



「松尾敏男 展」
期間:2018年9月8日(土)−10月14日(日)
場所:そごう美術館
https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/archives/18/matsuo_toshio/


弊社の第一美術課・課長の山中隆成(やまなか たかなり)は、松尾敏男先生に師事しており、師の描いた道具帳の意図を汲みとりながら、舞台に実際に飾る背景画や祝幕なども手がけてきました。

松尾敏男先生が原画を描き、弊社の山中隆成が実寸大で幕を描いた五代目中村雀右衛門襲名披露のための祝幕(2016)


第一美術課・課長の山中隆成



展覧会場内は撮影は禁止ですが、特別に撮影許可のある作品もありました(下の牡丹と猫の絵《玄皎想》2015年)。「牡丹の名手」とうたわれた松尾先生ですが、猫も大変お好きだったそうで、猫が題材となった作品も展示されています。展覧会場外のお土産売り場には、牡丹や猫をモチーフとした作品のグッズも販売されています。お近くにお出かけの際は、ぜひお立ち寄りください。

《玄皎想》2015年

【今後の巡回予定】
砺波市美術館(富山県)    10月27日~12月2日
松坂屋美術館(名古屋市)   12月8日~12月24日
高崎市タワー美術館(群馬県) 2019年2月2日~3月24日
佐久市立近代美術館(長野県) 2019年4月27日~6月23日

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2018.09.09

8月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。


『花魁草』の冒頭の場面。土手の植物は、立体もあり、描いた絵もあり。

新作歌舞伎『心中月夜星野屋(しんじゅうつきよのほしのや)』。この演目、舞台転換がちょっとユニークです。写真は、転換の手順を思案しているところ。

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2018.08.20

8月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。


『盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)』の冒頭は、船のシーン。船も大道具です。

『龍虎(りゅうこ)』の舞台。俳優さんが乗る岩の台です。

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2018.08.11
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