360年、毎日が創意工夫 歌舞伎座舞台株式会社360年、毎日が創意工夫 歌舞伎座舞台株式会社

 

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東京 西武池袋本店で「歌舞伎の世界展 The 2nd ~KABUKIとふれ合おう~」が開催されています(1月6日まで)。
歌舞伎の衣裳や小道具、かつらなどを間近で見ることができる展覧会で、弊社も背景画などを描かせていただいております。
1/5には絵描きによるライブペインティングも行われますよ。
お近くにお出かけの際は、ぜひご覧ください。

★歌舞伎プロフェッショナル講座-大道具編-〈歌舞伎座舞台(株)〉1月5日(土)午前11時から(約30分)
https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/topics/page/1302050.html

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2019.01.02

あけましておめでとうございます。
本日(1月2日)より、歌舞伎座の「壽初春大歌舞伎」もはじまり、私たちも初仕事をむかえております。
いつもは、あちこちにちらばって仕事をしていますが、今朝はみんなが歌舞伎座に集合して年始の式をしました。
大向う風の楽しいかけ声も飛び交う、賑やかな式となりました。最後はツケ打ちの大ベテラン芝田正利の音頭で、一本締めをしましたよ。
今年もHPやFacebookページにて、ささやかな発信をしてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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2019.01.02

2018年12月にオープンした「神田明神文化交流館 EDOCCO」(東京・神田)の開業記念式典のための奉納舞踊公演の大道具を担当させていただきました。この施設は、江戸の総鎮守である神田明神の敷地内にあり、伝統文化の活性化や発展を目的につくられたそうです。伝統芸能・工芸による価値の交流にも力を入れておられるとのことで、このたびの開業記念式典では、尾上菊五郎丈、尾上菊之助丈による舞踊「神田祭」が披露されました。


神田明神文化交流館 EDOCCO
https://edocco.kandamyoujin.or.jp


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2018.12.24

12月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。


『壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)阿古屋(あこや)』の階段。三段あります。

『幸助餅(こうすけもち)』の序幕。製作チームが屋体内部をチェック中。みんなそれぞれのガチ袋をつけています。

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2018.12.23

12月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。


『二人藤娘』の舞台。藤の花をひとつずつ手で取り付けていきます。


『お染の七役』の最初の場面。鮮やかな早替りが眼目で、大道具もどんどん転換していきます。

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2018.12.09

ANAが上映する「機内安全ビデオ」の映像が、新しく歌舞伎バージョンで全面リニューアル制作されました。映像は、松竹株式会社の全面協力のもと制作され、弊社も背景画のデザインや製作、幕引き、ツケ打ちなどでお手伝いをさせていただきました。

国内線は2018年12月1日(土)から、国際線は2019年1月1日(火・祝)から上映されます。


歌舞伎美人ニュース(2018年11月16日)
「歌舞伎がANAの機内安全ビデオに登場」
https://www.kabuki-bito.jp/news/5113




ANA公式サイト
https://www.ana.co.jp/ana_news/2018/11/19/20181119-1.html

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2018.11.22

11月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。


『お江戸みやげ』のラストの場面。背景画はちょっと凝っていて、淡い照明が仕込んであります。


『隅田川続俤(すみだがわごにちのおもかげ)』(法界坊)では、ヤブがたくさん出てきます。これは造花ではなく、本物の植物で作っているんですよ。
大道具の花木については、以下の特集記事で詳しくご紹介しています。
http://kabukizabutai.co.jp/saisin/tokusyuu/369/

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2018.11.22

11月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。


『お江戸みやげ』の冒頭の場面です。どこまでが二次元で、どこかからが三次元の立体か…。うまく溶け合っていますよね。


『お江戸みやげ』の主人公・お辻さんが気が大きくなる場面のお部屋です。

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2018.11.09

10月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。


『三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)』。後のセリからは、門があがってきています。


『佐倉義民伝(さくらぎみんでん)』では、雪の場面があります。舞台の雪が、裏方ゾーンにもこぼれてきます。

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2018.10.22

10月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前に行います。


『大江山酒呑童子(おおえやましゅてんどうじ)』の舞台。小道具さんと連携しながら、仕事をしています。


『助六曲輪初花桜(すけろくくるわのはつざくら)』。赤い大格子の下に“腰”と呼ばれる板がありますが、助六を演じる役者によって図案が異なります。このたびは、仁左衛門丈が助六を演じられているので「銀杏」と、勘三郎丈の追善ということもあり、「角切銀杏」が描かれています。


今月は「十八世中村勘三郎七回忌追善」の公演。大道具もいただいたTシャツを着て、仕事をしております。

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2018.10.10
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