最新情報

  • 現場レポート

    12月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前などに行います。


    『妹背山婦女庭訓 杉酒屋』。酒屋さんなので、酒樽があります。こういう半分立体で、後ろが平らなものを「半丸」と呼んでいます。

    『妹背山婦女庭訓 杉酒屋』。
    酒屋さんなので、酒樽があります。こういう半分立体で、後ろが平らなものを「半丸」と呼んでいます。

    『妹背山婦女庭訓』「三笠山御殿」。 手前で運んでいる黒いものは、手すり(「高欄 こうらん」)。舞台を作り上げていく過程を見ていると、この高欄がついているのと、ついていないので、全然雰囲気が違います。

    『妹背山婦女庭訓』「三笠山御殿」。
    手前で運んでいる黒いものは、手すり(「高欄 こうらん」)。舞台を作り上げていく過程を見ていると、この高欄のあるなしで、全然雰囲気が違います。

     ...続きを読む >>
    2015.12.06
  • ニュース

    11月の顔見世期間中に歌舞伎座正面に掲げられていた「櫓(やぐら)」。公演も終わりましたので、櫓をおろす作業が行われました。
    雨の中での作業でしたので、櫓にかけてあった幕もぐっしょり。舞台に吊り下げて、乾燥させているのですが、ちょっと珍しい風景ですね。


    2015yagura_end

     ...続きを読む >>
    2015.11.27
  • 現場レポート

    11月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前などに行います。


    『若き日の信長』の柿の木に、柿の実をつけているところです(柿を盗んでいるわけではありません)。

    『若き日の信長』の柿の木に、柿の実をつけているところです(柿を盗んでいるわけではありません)。

    『仙石屋敷』の雪布を敷いているところです。布が動かないように留めているのですが、転換をスムーズにするには、しっかり留すぎても困ります。そうした小さな作業にもコツがあるようです。

    『仙石屋敷』の雪布を敷いているところです。布が動かないように留めているのですが、転換をスムーズにするには、しっかり留すぎても困ります。そうした小さな作業にもコツがあるようです。

    『実盛物語』の草井戸です(赤い矢印)。手前にあるのは、山木戸。道具ひとつひとつに、ちゃんと名前があります。

    『実盛物語』の草井戸です(赤い矢印)。手前にあるのは、山木戸。道具ひとつひとつに、ちゃんと名前があります。

     ...続きを読む >>
    2015.11.22
  • 現場レポート

    11月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前などに行います。


    『御所五郎蔵』序幕の五條坂廓の場面。舞台が明るいと気づかれない方もいらっしゃるかもしれませんが、桜の木のそばにあるぼんぼりには、灯りがともっています。 灯りがわかりやすいように、舞台が暗くなったときを狙って、撮影してみました。

    『御所五郎蔵』序幕の五條坂廓の場面。舞台が明るいと気づかれない方もいらっしゃるかもしれませんが、桜の木のそばにあるぼんぼりには、灯りがともっています。
    灯りがわかりやすいように、舞台が暗くなったときを狙って、撮影してみました。

    『河内山』の「広間」から「書院」への転換の様子です。あまり大きくは変わらないように見えるかもしれませんが、襖や壁の模様なども含め、いろいろ変わっているんですよ。廻り舞台(盆)を使った転換は、ダイナミックでいいですよね。

    『河内山』の「広間」から「書院」への転換の様子です。あまり大きくは変わらないように見えるかもしれませんが、襖や壁の模様なども含め、いろいろ変わっているんですよ。廻り舞台(盆)を使った転換は、ダイナミックでいいですよね。

     ...続きを読む >>
    2015.11.16
  • ニュース

    女優の大竹しのぶさんが朝日新聞に連載されていたエッセイが、『まあいいか』(2015.10.30 朝日新聞出版)という本となり、発売されたそうです。
    中村勘三郎さんとの想い出なども綴られており、弊社のお花見のことにも触れていただいております(大竹しのぶさんと、弊社の社員が一緒に写った写真も掲載いただいております)。短い文章ですが、ぐっと心にせまる素敵な内容です。機会がございましたら、お手にとっていただけましたら幸いです。


    maiika

     ...続きを読む >>
    2015.11.15
  • 現場レポート

    11月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前などに行います。


    『江戸花成田面影』で舞台上方に飾られる提灯です。提灯に描かれているのは、成田屋さんの紋の三升、杏葉牡丹、そして歌舞伎座の劇場の紋の鳳凰丸です。

    『江戸花成田面影』で舞台上方に飾られる提灯です。提灯に描かれているのは、成田屋さんの紋の三升、杏葉牡丹、そして歌舞伎座の劇場の紋の鳳凰丸です。

    提灯を取り付けて、所定の位置につり上げた状態です。

    提灯を取り付けて、所定の位置につり上げた状態です。

     ...続きを読む >>
    2015.11.08
  • ニュース

    歌舞伎座タワーの5階にある歌舞伎座ギャラリーで特別映像「市川染五郎プレゼンツ 歌舞伎座の秘密 」が上映されています。この映像は、染五郎さんが歌舞伎座の舞台裏と裏方の仕事をご案内するもので、全編撮り下ろしのオリジナル映像。11月からは、再編集拡大版として上映されています。
    この映像では大道具の仕事についても、たくさんご紹介いただいており、弊社の社員も登場します。「前篇」「後編」と分かれていますが、前篇では長いゴザをさーっと投げて敷く「出投げ」の場面があり、どんな風にゴザを持つのかなども細かく紹介されています。お近くにお出かけの際に、ご覧いただけましたら幸いです。
    img_151102


    「歌舞伎座の秘密」
    11月・12月《再編集拡大版》上映開始時間
    前篇/10:15/12:15/14:15/16:15
    後篇/11:15/13:15/15:15/17:00
    ※上映時間は各回約20分。
    ※歌舞伎座ギャラリーの入場料のみでご覧いただけます。
    ※一度退出してからの再入場はできません。
    http://www.shochiku.co.jp/play/kabukiza/gallery/

     ...続きを読む >>
    2015.11.03
  • ニュース

    「吉例顔見世大歌舞伎」が近づいてきた歌舞伎座で、櫓揚げ(やぐらあげ)が行われました。

    IMG_9625

    櫓は、江戸時代に幕府公認の証として、芝居小屋の正面に揚げられていたもの。歌舞伎座では毎年、11月の顔見世公演の前に櫓を揚げています。
    櫓には、5本の槍と2本の梵天(ぼんてん)が組まれています。また櫓には布がかけられており、正面には歌舞伎座の座紋である「鳳凰丸(ほうおうまる)」、側面には「木挽町 きゃうげんづくし 歌舞伎座」の文字が染め抜かれています。弊社では、櫓の製作などで関わらせていただいております。お近くをお通りの際には、ぜひ歌舞伎座正面の櫓もご覧いただけましたら幸いです。


    2015yagura01

    2015yagura02

     ...続きを読む >>
    2015.10.28
  • 現場レポート

    10月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前などに行います。


    『音羽嶽だんまり(おとわがたけだんまり)』の背景画を手直ししているところです。この写真に写っている白い幕は、本物ではなく描いた絵。これとは別に、少し手前には本物の幕が出ます。

    『音羽嶽だんまり(おとわがたけだんまり)』の背景画を手直ししているところです。この写真に写っている白い幕は、本物ではなく描いた絵。これとは別に、少し手前には本物の幕が出ます。

    『阿古屋』の長唄さんの登場をテストしているところです(台に乗っているのは大道具です)。黒御簾の空間から、このように台を押し出して登場させます。スムーズに動かせるように何度も試していました。

    『阿古屋』の長唄さんの登場をテストしているところです(台に乗っているのは大道具です)。黒御簾の空間から、このように台を押し出して登場させます。スムーズに動かせるように何度も試していました。

     ...続きを読む >>
    2015.10.21
  • 大道具の道具

    大道具には、小さなサイズの道具もたくさんあります。今回は、庭に置いてある小さな台「くもで」をご紹介します。


    『文七元結』の長兵衛さんの家の庭。赤い矢印の台が「くもで」です。ちなみに、上にのっている白い手水鉢は小道具です。

    『文七元結』の長兵衛宅の庭。赤い矢印の台が「くもで」です。ちなみに、上にのっている白い手水鉢は小道具です。

    『髪結新三』の新三宅の庭にある「くもで」。『文七元結』と比べると、障子の様子も異なりますね。同じような庶民でも、経済状況の差を、いろんなディテールで表現をしています。障子、塀、枕屏風(これは小道具)など、同じアイテムもちょっとずつ違っています。

    『髪結新三』の新三宅の庭にある「くもで」。『文七元結』と比べると、障子の様子も異なりますね。同じような庶民でも、経済状況の差を、いろんなディテールで表現をしています。障子、塀、枕屏風(これは小道具)など、同じアイテムもちょっとずつ違っています。

     ...続きを読む >>
    2015.10.10
10 / 23« 先頭...89101112...20...最後 »
ページの上へ戻る