その2 三浦屋の大屋根
これは『助六由縁江戸桜』の舞台に登場する「三浦屋」の大屋根です。長さは16mあります。少しふくらんだ部分が入り口の上部。その下に三浦屋という文字の入ったのれんが下がります。
かなり長さがありますがつなぎ目が出てしまうと興醒めなので、ちょっと手間なのですが歌舞伎座ではこだわって1枚ものとして作っています。屋根の骨組みを作るのは製作課、色をつけるのは「塗り方」(第二美術課)の仕事です。
製作課のインタビュー記事
http://kabukizabutai.co.jp/seisaku/
塗り方のインタビュー記事
http://kabukizabutai.co.jp/daini_bijyutsu/
2013/06/10