社員紹介 先輩×後輩インタビュー

各職場で働いている社員が、日々の仕事内容や現場の雰囲気、入社当初の様子などを語りました。(2012年9月現在の内容です)

ものをつくる

参 第二美術課 歌舞伎らしい色調でつくり出す舞台の風格

先輩:永田宏江
先輩:永田宏江

昭和43年生まれ。20歳からこの世界に入り、現在は第二美術課・課長。

後輩:松谷優希
後輩:松谷優希

昭和57年生まれ。大学では日本画を専攻。25歳で入社し、現在6年目。

永田宏江
松谷優希
第二美術課は、「塗り方」と呼ばれていますが、どんな仕事をしていますか?
永田:セットの建物の壁や柱、塀などに色を塗るのが主な仕事です。『勧進帳』などの松羽目物(まつばめもの)の演目では、背景に大きな松の絵があります。あの松を描くのは「絵描き」、その背景の板の部分を塗るのが私たち「塗り方」です。このように、「絵描き」と「塗り方」が分業化されているのも、当社の特色のひとつだと思います。
日々の仕事のなかで、どんなことに喜びを感じていますか?
永田:きれいに線が引けるとうれしいですし、日々の小さな仕事のなかに喜びはたくさん詰まっています。限られた時間のなかで、完璧に仕事ができたと思えることはそう多くはありませんが、次に同じ演目が出たら、もっとうまく仕上げてやろうと思っています。
松谷さんは日本画出身ですが、最初に仕事をしたときの印象はどうでしたか?
松谷:日本画とここの仕事はまるで違っていましたが、どんな仕事も新鮮でとても楽しかったです。そのうち自分なりに課題が出てきて、楽しいばかりではなく、面白さや深さがだんだん分かってきました。
松谷さんから見て、先輩の永田さんに見習いたい点は?
松谷:歌舞伎では「泥絵の具」という昔から使われている絵の具を使いますが、基本の4色を混ぜていろいろな色を作っていきます。バケツのなかで混ぜたときと、塗って乾いた後では色が変わるのですが、その差を想像しながら色を作るのはとても難しいんです。でも、永田さんは一発でばちっと色が決まります。それに仕事のスピードがすごく速いです。3人でやってもかないません。本当にすごいと思います。
仕事場の様子を見ると、もくもくと働いている感じですね
永田:第二美術課は、わりと静かでたんたんとした雰囲気で仕事をしています。仕事の段取りも、あうんの呼吸というか、細かく指示しなくてもみんなそれぞれが動いてくれています。体が元気でないと集中力も途切れますから、健康であることもこの仕事においては大切です。
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