WEBサイトをリニューアルしました
2013年春にオープンいたしました弊社のウエブサイトですが、このたび一部リニューアルをいたしました。社員紹介のインタビュー記事なども、更新しております。また、TOPページには、松竹株式会社の創業120周年を記念して作成されたロゴも掲載しております(弊社は松竹株式会社の連結小会社です)。
これからもささやかな発信を続けてまいりたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


今年もよろしくお願いいたします
あけまして、おめでとうございます。
本日(1月2日)より、歌舞伎座の「壽初春大歌舞伎」もはじまり、私たちも初仕事をむかえております。
いつもは、あちこちにちらばって仕事をしていますが、今朝はみんなが歌舞伎座に集合して年始の式をしました。
今年もHPやFacebookページにて、ささやかな発信をしてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

初日をむかえた歌舞伎座(1月2日撮影)

『金閣寺』の道具調べの様子

歌舞伎座に全員集合して、年始の式を行いました。
今年も一年ありがとうございました
歌舞伎座では、来月の準備がまだ続いておりますが、私たちも今日が仕事納めです。
この1年、弊社のHP、Facebookページをご覧いただきまして、ありがとうございました。
みなさまも、よい新年をお迎えください。

大道具の部屋にもお正月のお飾りがつけられました
歌舞伎座に櫓が揚がりました
11月1日の初日を前に、歌舞伎座の顔見世恒例の「櫓(やぐら)」が正面玄関の唐破風の上に揚げられました。櫓は、江戸時代に幕府公認の劇場である証でした。歌舞伎座の櫓はその伝統と誇りを受け継いだもので、大道具が製作し、鳶の方々が設置作業を行っています。

10月28日の午前中から作業は始まりました。まずは櫓の土台を作る作業からスタートです。

櫓の柱を屋根の上に運びます。

屋根の上で組み上げます。

櫓に幕をつけていきます。

完成です。
9月4日から歌舞伎座ギャラリー(歌舞伎座タワー5階)にて、「歌舞伎は旅する大使館<後期展示> 歌舞伎ファンを世界に」展がはじまりました。今回の展示では、1990年以降から最新の平成中村座ニューヨーク公演までの海外公演についてさまざまな切り口で紹介されています。
海外公演で上演回数の多かった『連獅子』『藤娘』などの衣裳やかつら、小道具の実物展示も。大道具のものとしては『連獅子』の「二畳台」が展示されています。お近くにお越しの機会がありましたら、ぜひおでかけくださいませ。

正面の舞台に展示されているのは『連獅子』の衣裳やかつら、小道具。衣裳の下にあるのが二畳台。ちなみに牡丹は小道具さんの扱いになります。
■■■ 歌舞伎座ギャラリー[歌舞伎は旅する大使館]■■■
■■■ <後期展示>歌舞伎ファンを世界に 概要 ■■■
【日程】
2014年9月4日(木)~2015年1月25日(日)
※10月24日(金)は14時開館
【休館日】
2014年12月27日(土)~2015年1月1日(木・祝)
【開館時間】
10:00~18:00
※最終入館は17:30まで
【会場】
歌舞伎座ギャラリー(GINZA KABUKIZA 歌舞伎座タワー5F)
【入場料(税込)】
一般:600円
小・中学生:500円(小学生未満無料)
団体:500円(20名様以上一律)
歌舞伎座ギャラリーについての詳しい情報やお問い合わせ先については以下をご覧下さい。
松竹株式会社 歌舞伎座ギャラリー
http://www.shochiku.co.jp/play/kabukiza/gallery/
松竹大谷図書館は、演劇、映画に関する貴重な資料を収集、整理、保存し、研究に協力したり閲覧の場を提供している公益財団法人の図書館です。歌舞伎の資料も多く所有しており貴重な存在です。今月からインターネットを通じて寄付や協力を募るクラウドファンディングに参加し、所蔵約44万点の資料のうち、約5,000点を占める「芝居番付」のデジタル化実現を目指し支援者を募集されています。詳しい内容は以下の歌舞伎美人のニュースをご覧ください。
※10月29日にプロジェクトが成立されたそうです(募集は終了しました)。ご協力くださった皆様、ありがとうございました。
松竹大谷図書館の公式WEBサイト
http://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/
【歌舞伎美人ニュース】
歌舞伎の芝居番付をデジタル化するプロジェクト、支援者募集
http://www.kabuki-bito.jp/news/2014/09/post_1196.html

日本テレビの昼の番組「ヒルナンデス!」にて、秀山祭九月大歌舞伎に関する特集が2週にわたって放送されます。秀山祭の魅力をさまざまな角度から紹介されるようで、私たち大道具も取材に協力させていただきました。よろしければご覧いただけましたら幸いです。
ヒルナンデス! 毎週月曜〜金曜 11:55−13:55
http://www.ntv.co.jp/hirunan/
放送予定日:2014年9月8日(月)、9月15日(月・祝)
*都合により変更されることもあります。あらかじめご了承ください。
秀山祭九月大歌舞伎
平成26年9月1日(月)~25日(木)
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2014/09/post_79.html
「KABUKI KOOL」はNHK WORLDの英語放送番組で、2014年4月より放送が開始されています。番組のホストを務めるのは市川染五郎丈と春香クリスティーンさん。歌舞伎の魅力を海外の初心者向けにわかりやすく紹介するという番組です。
6月に放送された第3回のテーマは「Unique Kabuki Stage Structures」。大道具の製作の様子も番組内で少しご紹介いただきました。
全10回の放送予定とのことで、これからもさまざまな切り口で歌舞伎を紹介されるそうです。ぜひご覧くださいませ。
KABUKI KOOLのWebサイト
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/tv/kabukikool/

春香クリスティーンさんが大道具の仕事場を訪問した様子の動画もアップされています。
KABUKI KOOLのWebサイト(動画は3分半くらいです)
Painting Kabuki Sets
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/tv/kabukikool/haruka_visit_3.html

朝日新聞のWebマガジン「&W」に弊社の仕事の様子を取材していただいた記事が掲載されました(&Wは女性向けのWebマガジン。&Mという男性向けのページもあります)。2014年5月に歌舞伎座で行われている「團菊祭五月大歌舞伎」の大道具ができるまでをご紹介いただいています。たくさんのヴィジュアルで大道具の仕事をご覧いただけます。
この記事をご覧になった方で、もっと大道具の仕事を知りたいという方は、以下のページをおすすめします。大道具の仕事は分業化されていますが、それぞれの部署がどんな仕事をしているのか、インタビュー形式でまとめてあります。
大工仕事をしている人のインタビュー
http://kabukizabutai.co.jp/seisaku/
色を塗る仕事をしている人のインタビュー
http://kabukizabutai.co.jp/daini_bijyutsu/
絵を描く仕事をしている人のインタビュー
http://kabukizabutai.co.jp/daiichi_bijyutsu/
朝日新聞デジタル &W
歌舞伎座の「大道具」ができるまで
http://www.asahi.com/and_w/gallery/20140502_kabuki/
歌舞伎座新開場から一周年を迎えたことを記念して、2014年4月28日に歌舞伎座において「GINZA KABUKIZA一周年記念式典」が執り行われました。
式典の様子については、歌舞伎公式総合サイト「歌舞伎美人」をご覧ください。
歌舞伎美人ニュース
「GINZA KABUKIZA一周年記念式典」を開催
http://www.kabuki-bito.jp/news/2014/04/ginza_kabukiza_3.html
式典では、式典名を書いた看板が舞台に飾られました。これは「一文字看板」と呼ばれるもので、文字数に応じてさまざまな幅があります(上記のニュースの写真に「一文字看板」が舞台に飾られている写真が掲載されています)。

歌舞伎座の舞台で一文字看板の文字を書いているところ。アルファベットもほぼフリーハンド。

文字を書いているのは「岡本文字書き店」の岡本さん。大きな筆で、一気呵成に仕上げていきます。
歌舞伎の大道具のなかの文字では、雪洞(ぼんぼり)や襖、障子などの文字、『助六由縁江戸桜』が上演される際に河東節(かとうぶし)でご出演される方々のお名前の札などを岡本さんに書いていただいています。

吉原の風景「仲ノ町(なかのちょう)」に出てくる雪洞(ぼんぼり)の文字を書いているところ。
「岡本文字書き店」のホームページ
http://moji-kaki.com/index.php?FrontPage








