市川染五郎さんが監修された英文付きの歌舞伎の本『バイリンガルで楽しむ歌舞伎図鑑』(君野倫子著 大島明・マーク英訳 2016年 小学館)が発売されます。日本語と英語の二カ国語の表示で、写真もたくさん掲載されており、外国の方に歌舞伎を楽しく伝えることができる内容です。弊社の大道具の仕事についても4ページにわたってご紹介いただいております。ぜひ、ご覧くださいませ。
2月20日、21日に歌舞伎アカデミーこども歌舞伎スクール「寺子屋」の平成27年度修了発表会が行われました。こども歌舞伎スクール「寺子屋」は、歌舞伎子役の演技と日本舞踊の実技を中心に和の心、礼儀を学ぶことを目的に2014年に開設されたものです。
これまでのお稽古の成果として、梅(基礎)コースは『菅原伝授手習鑑 寺子屋』の一場面、竹(発展)コースは『京鹿子娘道成寺』の所化の演技と舞踊を木挽町ホール(歌舞伎座ギャラリー内)において披露され、その大道具を弊社が担当させていだきました。

『寺子屋』には、助演として澤村國矢丈、中村京妙丈、中村かなめ丈もご出演されました。

『京鹿子娘道成寺』の所化の舞踊。
発表会の詳しい様子は以下をご覧ください。
歌舞伎アカデミーこども 歌舞伎スクール「寺子屋」
http://www.shochiku.co.jp/terakoya/news/2016/03/22021-1.html
今年もよろしくお願いいたします
あけまして、おめでとうございます。
本日(1月2日)より、歌舞伎座の「壽初春大歌舞伎」もはじまり、私たちも初仕事をむかえております。
いつもは、あちこちにちらばって仕事をしていますが、今朝はみんなが歌舞伎座に集合して年始の式をしました。
今年もHPやFacebookページにて、ささやかな発信をしてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
櫓の撤去作業が終了しました
11月の顔見世期間中に歌舞伎座正面に掲げられていた「櫓(やぐら)」。公演も終わりましたので、櫓をおろす作業が行われました。
雨の中での作業でしたので、櫓にかけてあった幕もぐっしょり。舞台に吊り下げて、乾燥させているのですが、ちょっと珍しい風景ですね。
大竹しのぶさんの新刊『まあいいか』
女優の大竹しのぶさんが朝日新聞に連載されていたエッセイが、『まあいいか』(2015.10.30 朝日新聞出版)という本となり、発売されたそうです。
中村勘三郎さんとの想い出なども綴られており、弊社のお花見のことにも触れていただいております(大竹しのぶさんと、弊社の社員が一緒に写った写真も掲載いただいております)。短い文章ですが、ぐっと心にせまる素敵な内容です。機会がございましたら、お手にとっていただけましたら幸いです。
歌舞伎座タワーの5階にある歌舞伎座ギャラリーで特別映像「市川染五郎プレゼンツ 歌舞伎座の秘密 」が上映されています。この映像は、染五郎さんが歌舞伎座の舞台裏と裏方の仕事をご案内するもので、全編撮り下ろしのオリジナル映像。11月からは、再編集拡大版として上映されています。
この映像では大道具の仕事についても、たくさんご紹介いただいており、弊社の社員も登場します。「前篇」「後編」と分かれていますが、前篇では長いゴザをさーっと投げて敷く「出投げ」の場面があり、どんな風にゴザを持つのかなども細かく紹介されています。お近くにお出かけの際に、ご覧いただけましたら幸いです。
「歌舞伎座の秘密」
11月・12月《再編集拡大版》上映開始時間
前篇/10:15/12:15/14:15/16:15
後篇/11:15/13:15/15:15/17:00
※上映時間は各回約20分。
※歌舞伎座ギャラリーの入場料のみでご覧いただけます。
※一度退出してからの再入場はできません。
http://www.shochiku.co.jp/play/kabukiza/gallery/
歌舞伎座に櫓が揚がりました
「吉例顔見世大歌舞伎」が近づいてきた歌舞伎座で、櫓揚げ(やぐらあげ)が行われました。
櫓は、江戸時代に幕府公認の証として、芝居小屋の正面に揚げられていたもの。歌舞伎座では毎年、11月の顔見世公演の前に櫓を揚げています。
櫓には、5本の槍と2本の梵天(ぼんてん)が組まれています。また櫓には布がかけられており、正面には歌舞伎座の座紋である「鳳凰丸(ほうおうまる)」、側面には「木挽町 きゃうげんづくし 歌舞伎座」の文字が染め抜かれています。弊社では、櫓の製作などで関わらせていただいております。お近くをお通りの際には、ぜひ歌舞伎座正面の櫓もご覧いただけましたら幸いです。
歌舞伎座ギャラリーさんのユニーク企画の特別映像「市川染五郎プレゼンツ「歌舞伎座の秘密 ~忍入舞台裏染色~(しのびいるうらはそめいろ)」が9/2より上映されています。染五郎丈が大道具の仕事を体験される貴重なシーンもあります!
以下のページ内でも、少しだけ映像がご覧になれます。染五郎丈が幕を引かれたり、「出投げ」を体験されたりしています。
(この映像に登場している大道具は、弊社の鈴木でございます)
【歌舞伎美人】染五郎ご案内のムービー「歌舞伎座の秘密」歌舞伎座ギャラリーで上映スタート
http://www.kabuki-bito.jp/news/2015/09/post_1454.html
弊社の社員インタビュー(鈴木も登場)
http://kabukizabutai.co.jp/kabukiza/
NHK Eテレ「にっぽんの芸能」の「古典芸能玉手箱」というコーナーにて、弊社の絵描き(第一美術課)をご紹介いただきます。「八月納涼歌舞伎」の背景画を作っている現場や道具調べなどを取材いただきました。
放送は、8月14日(金)午後10:00~10:58の予定で、メイン特集は「坂東三津五郎の芸と人」です。絵描きは番組後半に15分程度でご紹介いただくことになると思います。
よろしければ、ご覧いただけましたら幸いです。
(なお放送内容などは、突然変更になる場合もあります。詳しくは番組HPなどでご確認ください)
「にっぽんの芸能」
毎週金曜日 22:00−22:58(再放送、翌月曜日5:00−5:58)
http://www.nhk.or.jp/koten/arts/
8月2日、こども歌舞伎スクール「寺子屋」の生徒さんのための「歌舞伎座舞台見学会」が行われました。こども歌舞伎スクール「寺子屋」は、歌舞伎子役の演技と日本舞踊の実技を中心に和の心、礼儀を学ぶことを目的に2014年に開設されたものです。
生徒と保護者のみなさんが、歌舞伎座の舞台でツケ打ちや幕引きなどを体験されるメニューもあり、弊社でもお手伝いをさせていただきました。以下の寺子屋さんのニュース記事のなかで、その様子が詳しくレポートされています。
こども歌舞伎スクール「寺子屋」公式WEBサイト
http://www.shochiku.co.jp/terakoya/news/2015/08/post-27.html