その3 梅の立木
これは「梅の立木(たちき)」と呼ばれる道具で『壽曽我対面』などさまざまな演目に登場します。手前が紅梅、後ろは白梅。花の部分は紙で作られた造花で、幹にひとつひとつ打ち付けて作ります。歌舞伎の舞台には桜、藤、菊、紅葉などさまざまな花木が登場しますが、それらは「造花」の担当者が材料を手配し、製作しています。
造花は歌舞伎座課の社員が受け持ちます。「転換」と呼ばれる仕事をしながら、造花にまつわるさまざまな仕事を行います。
歌舞伎座課の社員インタビュー
http://kabukizabutai.co.jp/kabukiza/
2013/06/21