弊社の山中隆成が第75回春の院展に入選しました
弊社の山中隆成が第75回春の院展に「晦日」を出品し、入選いたしました。院展(正式名称は「日本美術院展覧会」)は、公益財団法人 日本美術院が主催運営している日本画の公募展覧会のことで、春と秋に開催されます。春は「春の院展」、秋は「再興院展」と呼ばれています。
「晦日」は、歌舞伎座の建物をモチーフとした作品です。
院展・日本美術院のホームページ
http://nihonbijutsuin.or.jp/index.html
山中隆成(やまなか たかなり)
製作部部長 兼 経営企画室部長
昭和43(1968)年、神奈川県生まれ。多摩美術大学日本画専攻卒業。平成11(1999)年より歌舞伎座舞台で絵描きとして働き始め、翌年に正式入社。日本美術院特待(*)で歌舞伎座舞台の絵描きである後藤芳世の勧めにより、院展に出品をはじめる。2016年より院友(*)。大学時代の先生でもあり日本美術院同人(現・理事長)であった故・松尾敏男(まつお としお)画伯に師事。歌舞伎座が新開場した平成25(2013)年4月公演の最初の演目『壽祝歌舞伎華彩』、その一年後の平成26(2014)年4月の歌舞伎座公演の『壽春鳳凰祭』では、松尾敏男画伯が舞台美術を担当。師の描いた道具帳の意図を汲みとり、「囲い」(*)の図案を考えて描くなど、舞台の背景画を描く指揮をとる。平成18(2006)年の再興第91回院展をはじめ、過去に春の院展に4回、再興院展に3回、入選を果たしている。
*特待:再興日本美術院展覧会(院展)に20回入選、あるいは、奨励賞4回受賞、または日本美術院賞1回受賞で推挙される。
*院友:研究会員であることを前提に再興日本美術院展覧会(院展)に3回入選で推挙される。
*囲い:大臣囲いの略。舞台の上手と下手の黒御簾の前に飾る絵のこと。
第75回春の院展 東京展
山中隆成の絵も展示されています。
日程:2020年3月25日(水)~4月6日(月)
*4月4日(土)、5日(日)は臨時休業
場所:日本橋三越本店 本館7階
*営業日や営業時間をご確認ください。
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi.html