ニュース 現場レポート 大道具の道具 特集 2016年2月公演、準備風景(その1) 2月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前などに行います。 『籠釣瓶花街酔醒』の縁切り場。屋体の下手には布団部屋があります。積夜具が描かれていますが、風呂敷には八ツ橋を演じる俳優さんの紋を入れています。 『籠釣瓶花街酔醒』の「仲之町」。ぼんぼりを取り付けているところです。ぼんぼりに書かれている文字や並び順も、決まりがあります。 『籠釣瓶花街酔醒』の転換の練習風景です。盆(廻り舞台)が回って転換する場合、床に敷いてある「地がすり」と呼ばれる布を、盆の中にササッと入れなければなりません。手際よく、美しくやるには、コツが必要。先輩が後輩に、お手本を見せながら何度も指導していました。 2016/02/10 < 2016年1月公演、準備風景(その3) 2016年2月公演、準備風景(その2) >