ニュース 現場レポート 大道具の道具 特集 2015年4月公演、準備風景(その2) 4月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前などに行います。 今月は襲名披露の公演ですので「祝幕」が使われています。 写真は、先月末の道具調べの際に、祝幕を吊る準備をしているところです。 『碁盤太平記』の竹本(音楽の一種)の山台(音楽演奏者が座るための台)です。 竹垣(写真左)の上半分がバッサリと折れて、雪の模様に変わります。この転換を「バッサリ」と呼んでいます。 『六歌仙容彩』の「バッサリ」、セッティング中です。上手と下手の2カ所あります。面積が広いので重そうですねー。 上半分がバッサリと折れて、室内から桜のある屋外へと一気に景色が変わります! 2015/04/17 < 2015年4月公演、準備風景(その1) 2015年4月公演、準備風景(その3) >