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その10 上敷(畳敷)その1

大道具では畳の部屋をあらわすときに「上敷(畳敷)」という長いゴザを用います。読み方は「じょうしき」です。畳の縁(へり)の使い方には、きまりがあり、以下のように使い分けています。
田舎家や生世話の屋体(長屋など)は、縁なし。
商家は、黒縁。
武家は、高麗縁(こうらいべり)。

2014年4月の演目では、『髪結新三』の新三の家は「縁なし」、白子屋と家主の家は「黒縁」。『一條大蔵譚』奥殿は、「高麗縁」です。

上敷

左:『髪結新三』富吉町新三内の場 右:同、白子屋見世先の場

高麗縁

『一條大蔵譚』奥殿

高麗縁

高麗縁

2014/04/20
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