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その15 小道具さんとの役割分担(『関の扉』編)

小道具と大道具の役割分担については、「引っ越しで持っていけるものは小道具、持っていけないものは大道具」というのがおおまかな目安ですが、曖昧なものもたくさんあります。常磐津舞踊の大曲『関の扉』にも、そういう道具がありますので、クイズを作ってみました。

【大道具・小道具、どっちクイズ】
以下は、『関の扉』の道具です。1〜4のうち、小道具さんが担当されるものは、どれでしょうか?
(答えは、このページの下のほうにあります)

1:桜の樹木の花
2:つり下げられている雲
3:桜の小枝
4:高札
関の扉

積恋雪関扉道具帳

『関の扉』の道具帳

【答え】
1:桜の枝は、大道具が受け持ちます。
2:この雲は小道具さんです!
(演目によっては大道具が担当する雲もあります)
3:この小枝は、役者さんが手に持ちますので小道具さん。
4:この高札は、大道具。ただし、『熊谷陣屋』のように役者さんが手に持つものは小道具さんで作られます。ちなみに『京鹿子娘道成寺』の高札は大道具の担当です。

というわけで、正解は2と3でした。雲や高札は、私たちでも「あれ、どっちだっけ?」というものもありまして、今回も小道具さんに確認に行ったりしましたよ。雲は特に難しいですね。

2014/08/29
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