製作課
第一美術課
第二美術課
デザイン課
舞台課
国立課
専門職(ツケ打ち)
専門職(幕引き)
倉庫管理

歌舞伎座舞台の各部署の仕事内容をご紹介します

歌舞伎座舞台株式会社では、専門に分かれて仕事を極めています。

製作課

勤務地
松戸工場 (千葉県松戸市)/歌舞伎座(東京・東銀座)
仕事内容
セット(主に建物、橋、船などの立体物)の骨組みの製作。
具体的な作業
のこぎり、かなづち、釘などを使用した木工作業。電動工具も使用。
一年目の仕事
工具の基本技術の習得および先輩の仕事の補助。歌舞伎の専門用語の習得。
社員インタビュー

第一美術課

勤務地
歌舞伎座(東京・東銀座)
仕事内容
背景画(桜が咲く山の景色や吉原の風景など)や襖の模様など大道具の絵画を担当。
具体的な作業
粘土と顔料を混合した「泥(どろ)絵の具」、刷毛(はけ)などを使い、絵を描く。
一年目の仕事
画材の基本技術の習得および先輩の仕事の補助。先輩の使った刷毛(はけ)や泥絵の具の入ったバケツを洗うなどの雑事。客席から見えにくい位置の絵や、よく出る図案の「桜」を描く。歌舞伎の専門用語の習得。
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第二美術課

勤務地
松戸工場 (千葉県松戸市)/歌舞伎座(東京・東銀座)
仕事内容
セットの建物の壁や柱などの色を塗り、大道具の色調をつくる。
具体的な作業
粘土と顔料を混合した「泥(どろ)絵の具」、刷毛(はけ)などを使い、面を塗る。
一年目の仕事
画材の基本技術の習得および先輩の仕事の補助。先輩の使った刷毛(はけ)や泥絵の具の入ったバケツを洗うなどの雑事。壁などの広い面は、ムラになりやすく技術が必要であるため、柱など小さい面から練習する。歌舞伎の専門用語の習得。
社員インタビュー

デザイン課

勤務地
歌舞伎座(東京・東銀座)
仕事内容
「道具帳」の製作。「道具帳」とは、舞台を真正面から見たデザイン画(実寸の1/50)のこと。同じ演目でも劇場によって舞台の大きさが異なり、演じる役者によっても細かな部分が異なる。このため、すでにある道具帳を参考にして新しい道具帳を作る。
具体的な作業
手描きやパソコンで、道具帳を描く。
一年目の仕事
「道具帳」を描くには、豊富な現場の経験、歌舞伎の知識などが必要。新人がいきなりこの仕事に就くことはない。
社員インタビュー

歌舞伎座課

勤務地
歌舞伎座(東京・東銀座)
仕事内容
劇場内で芝居の進行に合わせて「大道具」を動かす、雪や花びらを降らせる、ふすまや屏風に紙を貼る「経師(きょうじ)」など、仕事内容は多岐にわたる(別項の「ツケ打ち」「幕引き」も舞台課に属する)。歌舞伎座舞台のなかで、最も人数の多い課。
具体的な作業
建物などのセットを担いだり、押したりして舞台に設置。演目や場面が変わるときに大道具を入れ替える作業を、人の力や電動で行う。
一年目の仕事
大きなものを持って運ぶ練習。一番若い先輩が指導にあたるのが慣例。歌舞伎の専門用語の習得。
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国立課

勤務地
国立劇場(東京都・千代田区)
仕事内容
国立劇場で催される日本舞踊のおさらい会(発表会)や邦楽の演奏会などの大道具を担当。国立劇場の中にある仕事部屋でセットを作り、それを舞台に設置するところまでの全てを国立課のメンバーで行う。
具体的な作業
のこぎり、かなづち、釘などを使用した木工作業。舞台上に大道具を設置するなど、大きなものを運んだり動かしたりする作業。
一年目の仕事
工具の基本技術の習得および先輩の仕事の補助。大きなものを持って運ぶ練習。歌舞伎の専門用語の習得。
社員インタビュー

専門職(ツケ打ち)

勤務地
歌舞伎座(東京・東銀座)
仕事内容
歌舞伎の上演中にライブで効果音をつける。「ツケ」は、歌舞伎独特の音の演出。
具体的な作業
舞台の上手(舞台に向かって右端)に座り、役者の動きに合わせて板に2本の木を打ちつけて、さまざまな音の表現をする。
一年目の仕事
本番中にツケを打っている先輩の後ろに座り、見て学ぶことからはじめる。
「ツケ打ち」は舞台課の仕事の1種。経験を積み芝居を深く理解していなければできないため、新人がいきなり「ツケ打ち」を担当することはない。
社員インタビュー

専門職(幕引き)

勤務地
歌舞伎座(東京・東銀座)
仕事内容
舞台と客席を仕切る幕は、歌舞伎の場合は横に開くものが主流。歌舞伎の象徴ともいえる黒・柿・萌黄の三色ストライプの幕(「定式幕(じょうしきまく)」と呼ぶ)も横に開く。その幕の開け閉めを専門で行うのが「幕引き」の仕事。
具体的な作業
幕を持ち、芝居に合わせてスピードを変化させながら人の力で開閉を行う。
一年目の仕事
終演後に実際の幕を使って、開け閉めの練習をする。
「幕引き」は舞台課の仕事の1種。演目によって幕を開けたり閉めたりするスピードも異なり、たとえ同じ演目でも演じる役者によって閉めるきっかけが違うなど、芝居を深く理解していなければつとまらない。このため、新人がいきなり「幕引き」を担当することはない。
社員インタビュー

倉庫運搬課

勤務地
戸ヶ崎倉庫、劇場など(主に埼玉県・三郷市)
仕事内容
製作課で作られた「もの」をタイミングよく劇場に搬入するために、「もの」を動かすスケジュールを調整する。円滑に「もの」が動くように全体を調整する重要な役割を担う。
具体的な作業
課と連絡を取り合ってスケジュールを調整。公演後は保存する大道具を巨大な倉庫の中に収納。いつでもすぐに取り出せるように整理整頓しておく。トラックを運転して運搬作業も行う。
一年目の仕事
他部署とのコミュニケーションを計る。歌舞伎の専門用語の習得(階段ひとつとっても、「びゃくろく」「いれば」など、独特の名称がたくさんある。先輩について、ひとつずつ覚えていく)。
社員インタビュー
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