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2014年5月公演、準備風景(その2)

5月歌舞伎座公演の製作準備や「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、公演前月の末ごろに行います。

5月2日に朝日新聞デジタルに掲載された記事にも、5月公演の準備風景が紹介されています。こちらも合わせてご覧いただけましたら幸いです。

【朝日新聞デジタル&W】
歌舞伎座の「大道具」ができるまで
http://www.asahi.com/and_w/gallery/20140502_kabuki/

春興鏡獅子

『春興鏡獅子』の金の襖(ふすま)。「経師(きょうじ)」という紙を張る専門の担当者が金紙を張り、絵描きが牡丹の絵を描いて仕上げています。

村山座舞台の場

『幡随長兵衛』の序幕「村山座舞台の場」。舞台の上に、また舞台! 劇中劇が楽しい趣向ですね。

幡随長兵衛 水野邸座敷の場

『幡随長兵衛 水野邸座敷の場』の絵(庭遠見)を手直しているところ。絵は床にねかせて描くので、こうして舞台に飾り照明を当てた状態で、細かいところの仕上げをします。

松戸

大工(製作課)と色を塗る「塗り方」(第二美術課)は、千葉県の松戸で仕事をしています。 写真は、その松戸のゴミ箱。ビッグサイズです!(『春興鏡獅子』の金襖もちらっと写っていますね)

2014/05/20
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