最新情報

  • ニュース

    4月26日より「馬の博物館」(神奈川県)で特別展「歌舞伎と馬」が開催されます。歌舞伎の舞台に登場する「馬」について、絵画や工芸品、小道具、映像資料などを通して詳しく知ることができる展覧会で、弊社が所蔵する馬にまつわる演目の道具帳も展示されます。弊社では、展示デザインなどでもお手伝いをさせていただきました。
    *馬の博物館:公益財団法人馬事文化財団が運営している博物館。1860年代に横浜で始まった洋式競馬発祥を記念した根岸競馬記念公苑内に、日本中央競馬会により開設。

    【展示構成】
    第一章 歌舞伎舞台(劇場)の始まり
    第二章 歌舞伎と馬
    第三章 歌舞伎を演じる馬
    特集展示 競馬を愛した名優 七代目中村芝翫丈を偲ぶ

    *入場料など詳しくは、馬の博物館の公式WEBサイトをご覧ください。
    http://www.bajibunka.jrao.ne.jp/uma/

    *歌舞伎関連グッズを販売する松竹歌舞伎屋本舗も特別出店します。
    松竹歌舞伎屋本舗 http://kabukiyahonpo.com/index.html

    馬の博物館

    【展示概要】
    会期:平成26年4月26日(土)~6月8日(日)
    会場:馬の博物館(横浜市中区根岸台1-3)
    開館時間:午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
    休館日:月曜休館(祝日は開館)

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    2014.04.19
  • 現場レポート

    4月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」では、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、公演前月の末ごろに行います(今回ご紹介する写真は、2014年3月末ごろに撮影したものです)。

    『髪結新三』

    『髪結新三』白子屋見世先の場の入り口を組み上げているところ。

     

    『壽春鳳凰祭』

    『壽春鳳凰祭』。美術を担当された松尾敏男画伯の道具帳を見ながら、背景画の最後の仕上げをしています。

     

    髪結新三

    『髪結新三』には2つの橋が出てきます。写真は、最初に出てくるほうの橋(永代橋)で、板の目を描いているところです(塗方の仕事)。 これを描くにも計算やコツが必要。先輩から後輩たちへ指示が飛びます。

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    2014.04.15
  • 大道具の道具

    「囲い(かこい)」とは「大臣囲い」の略で、舞台の上手と下手の黒御簾(くろみす)の前に飾る絵のことをいいます。

    囲い

    2014年4月公演の舞踊『壽春鳳凰祭』の「囲い」。演目名にちなんで、歌舞伎座の座紋「鳳凰丸(ほうおうまる)」が描き込まれています。

     

    囲い

    2014年4月公演の『女伊達』の「囲い」。

     

    囲い

    「囲い」の側面の始末をしているところ。

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    2014.04.12
  • ニュース

    弊社の絵描き(第一美術課)の山中隆成が第69回春の院展に「残雪」を出品し、入選いたしました。院展(正式名称は「日本美術院展覧会」)は、公益財団法人 日本美術院が主催運営している日本画の公募展覧会のことで、春と秋に開催されます。春は「春の院展」、秋は「再興院展」と呼ばれています。

    院展・日本美術院のホームページ
    http://nihonbijutsuin.or.jp/index.html

    yamanaka

    山中隆成(やまなか たかなり)
    第一美術課 課長
    昭和43(1968)年、神奈川県生まれ。多摩美術大学日本画専攻卒業。平成11(1999)年より歌舞伎座舞台で絵描きとして働き始め、翌年に正式入社。日本美術院特待(*)で歌舞伎座舞台の絵描きである後藤芳世の勧めにより、院展に出品をはじめる。大学時代の先生でもあり日本美術院同人(現・理事長)の松尾敏男(まつお としお)画伯に師事。歌舞伎座が新開場した平成25(2013)年4月公演の最初の演目『壽祝歌舞伎華彩』、その一年後の平成26(2014)年4月の歌舞伎座公演の『壽春鳳凰祭』では、松尾敏男画伯が舞台美術を担当。師の描いた道具帳の意図を汲みとり、「囲い」(*)の図案を考えて描くなど、舞台の背景画を描く指揮をとる。平成18(2006)年の再興第91回院展をはじめ、過去に春の院展に2回、再興院展に2回、入選を果たしている。
    *特待:再興日本美術院展覧会(院展)に20回入選、あるいは、奨励賞4回受賞、または日本美術院賞1回受賞で推挙される。
    *囲い:大臣囲いの略。舞台の上手と下手の黒御簾の前に飾る絵のこと。

    入選作品「残雪」について
    今年の2月に大雪が降ったときの光景を描いたものです。絵を描く際は、まずスケッチをするのですが、日中は仕事をしているので、どうしても夜に描くことが多くなります。そのようなこともあり、描く作品は夜を題材にしたものが多くなります(笑)。松尾先生と歌舞伎の舞台のお仕事をご一緒させていただけることについては、大変光栄に感じています。これからも歌舞伎の大道具の仕事と、日本画を描くことを両立していきたいと思っています。

    鳳凰祭四月大歌舞伎
    平成26年4月2日(水)~26日(土)
    http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2014/04/post_74.html

    第69回春の院展 東京展
    山中隆成の絵も展示されます(他地域での巡回展での展示は未定)。

    日程:2014年3月26日(水)~4月7日(月)
    場所:日本橋三越本店  本館・新館7階ギャラリー
    *山中の絵は、第1会場Fゾーンに展示されています。
    展覧会のポスター(PDF)
    http://nihonbijutsuin.or.jp/poster/69Tokyo/tokyo_poster.pdf

    *フェイスブックのコメント欄などから、たくさんのお祝いの言葉をいただきました。ありがとうございました。山中からお礼の言葉です。

    山中さん

    「たくさんの方からお祝いの言葉をいただきまして、とてもうれしく感じるとともに、ちょっとびっくりしています。ありがとうございました。これからも精進してまいります。」

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    2014.03.26
  • 現場レポート

    千穐楽の終演後には、舞台上で道具を解体しはじめます。この作業を「ばらし」と呼んでいます。無事に1ヶ月の公演を終えたことに感謝しつつ、また翌月の準備に向けて気持ちを切り替えます。3月は千穐楽の翌日に「俳優祭」があるため、その準備も同時に進めました。

    ばらし

    舞台上では3月の道具をバラす作業と、翌日の俳優祭の準備が進行中。

     

    ロビー設営

    二階のロビーでは、模擬店などの設営を行っています。

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    2014.03.26
  • 現場レポート

    3月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」では、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、公演前月の末ごろに行います(今回ご紹介する写真は、2014年2月末ごろに撮影したものです)。

    藤娘

    所作台(しょさだい)をみんなで拭いているところです。『藤娘』などの舞踊や、舞踊的要素のある演目(『四の切』『七段目』など)のときは、足のすべりをよくするために所作台を敷きます。足のひっかかりがないか、などを細かく確認をしながら、慎重に仕事をしていきます。

    藤娘

    藤の造花をひとつずつ、丁寧に取り付けていきます。

    霞幕

    霞幕を準備しているところ(『日本振袖始』)。

    加賀鳶

    歌舞伎では、舞台の上にゴザのようなものを敷いて畳の部屋を表すことがよくあります。 写真は、ゴザの端のラインをそろえるための作業をしているところです(『加賀鳶』)。ぴしっとそろうように、調整しています!

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    2014.03.22
  • 現場レポート

    千穐楽の終演後には、舞台上で道具を解体しはじめます。この作業を「ばらし」と呼んでいます。無事に1ヶ月の公演を終えたことに感謝しつつ、また翌月の準備に向けて気持ちを切り替えます。

    ばらし1

    ばらし2
    ばらし3

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    2014.03.13
  • 現場レポート

    3月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」では、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、公演前月の末ごろに行います(今回ご紹介する写真は、2014年2月末ごろに撮影したものです)。

    鳳凰祭三月大歌舞伎
    平成26年3月2日(日)~26日(水)
    http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2014/03/post_73.html

    『二人藤娘』の藤の花。花の開き加減など、細部に気を配りながら作業しました。

    屋根

    『封印切』井筒屋離れ座敷の屋根をみんなで運んでいるところ。

    加賀鳶

    『加賀鳶』本郷木戸前勢揃いの場面。背景画を舞台に飾り、絵描きが最後の仕上げをしているところ。

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    2014.03.06
  • 現場レポート

    2月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」では、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、公演前月の末ごろに行います(今回ご紹介する写真は、2014年1月末ごろに撮影したものです)。

    【現場レポート】2014年2月公演、準備風景(その1)
    http://kabukizabutai.co.jp/saisin/genba/1346/

    【現場レポート】2014年2月公演、準備風景(その2)
    http://kabukizabutai.co.jp/saisin/genba/1375/

    糸桜

    『青砥稿花紅彩画』では、「長谷寺花見」や「稲瀬川勢揃い」「極楽寺山門」で、舞台の上のほうに桜ののれんみたいなものが飾られます。これは「吊り桜(糸桜)」で、いろいろな演目に登場します。 近くで見ると、意外と大きくて長いです。

    雪

    『心謎解色糸』序幕「雪の笹藪の場」の背景画です。今年(2014年)の2月は歌舞伎座近辺でもたくさんの雪が降りますね。

    ユニフォーム

    番外編:大道具ファッション(?)に注目した写真です。この三人は会社のみんなでおそろいバージョンですが、Tシャツや長袖Tシャツ、フード付きパーカ、ジャンパーなど形は各自が好きなものを選べるようにしています。

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    2014.02.19
  • 現場レポート

    2月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」では、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、公演前月の末ごろに行います(今回ご紹介する写真は、2014年1月末ごろに撮影したものです)。

    【現場レポート】2014年2月公演、準備風景(その1)
    http://kabukizabutai.co.jp/saisin/genba/1346/

    2月

    『通し狂言 青砥稿花紅彩画』の大詰の道具を舞台で組み上げているところ。1月の公演期間中に、開演前の時間などを使って少しずつ準備を進めていました(この写真のみ1月中旬に撮影)。

    『青砥稿花紅彩画 白浪五人男』の序幕「初瀬寺花見の場」。のれんを扱うのも大道具です。

    2月公演

    屋体のすそと床とのわずかな隙間をなくすための作業をしているところ(『心謎解色糸』二幕目・糸屋奥座敷の場)。限られた時間のなかで、みんな手早く丁寧な仕事をするよう心がけています。

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    2014.02.09
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