最新情報

  • 現場レポート

    2月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」では、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、公演前月の末ごろに行います(今回ご紹介する写真は、2014年1月末ごろに撮影したものです)。

    大屋根

    『白浪五人男』大屋根の「がんどう返し」。転換担当(舞台課)、塗方(第二美術課)など入り乱れて(?)みんなで仕事をしております。 塗方は、普段は千葉県の松戸の工場で仕事をしていますが、月末の道具調べなどの時期は歌舞伎座で仕上げを行い、要所要所でみんなをリードしています!

     

    道具調べ

    舞台の天井には背景画など、いろいろなものを吊っています。それらを吊る際には、ロープで縛ることもありますが、その縛り方も目的に合わせて、いろいろ種類があります。 写真に写っているのは、(たまたまですが)二人とも幕引きです!

     

    2月公演準備

    大道具の仕事は、チームワークが大切。常にみんなが声をかけあって仕事をしています。

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    2014.01.31
  • 大道具の道具

    『仮名手本忠臣蔵 九段目』は、由良之助が住む山科の閑居という設定で、ふすまには漢詩が書かれています。この文字も大道具の仕事の範囲となります。

    漢詩は、唐の詩人・白居易(白楽天)の「折剣頭」で、6枚の襖に手書きで文字を書いています。
    「拾得折剣頭」(折れた剣の切っ先を拾った)ではじまり、まっすぐなために折れてしまった剣の尊さがつづられています。
    漢詩の内容も味わいがありますので、興味のある方は、書籍などで訳や意味を調べてみられてもいいかもしれません。
    (漢詩は公演によって異なる場合もありますが、近年の歌舞伎座では「折剣頭」が多く使われています)

    ふすま

    2014年1月歌舞伎座公演の『九段目』の大道具(2013年12月の月末に行われた道具調べにて撮影)

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    2014.01.20
  • 現場レポート

    1月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」では、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、公演前月の末ごろに行います(今回ご紹介する写真は、2013年12月末に撮影したものです)。

    【現場レポート】2014年1月公演、準備風景(その1)
    http://kabukizabutai.co.jp/saisin/genba/1072/

    【現場レポート】2014年1月公演、準備風景(その2)
    http://kabukizabutai.co.jp/saisin/genba/1196/

    【現場レポート】2014年1月公演、準備風景(その3)
    http://kabukizabutai.co.jp/saisin/genba/1318/

    道具調べ

    『時平の七笑』の屋体の垂木(たるき)に手を入れているところです。 こうした大工仕事は製作課が担当しています。

     

    ツケ打ち

    舞台の地下には奈落(ならく)と呼ばれる地下階があります。 その奈落で、塗方(左の女性)とツケ打ち(舞台転換も担当)がばったり出くわして立ち話をしているところです。 荷物を担いだ塗方は、ちょうど降りてきたセリにのって、舞台へ戻っていきました。大道具では、女性もみんな荷物を運ぶのがうまいです(大きな脚立も軽々運んでいます)。

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    2014.01.20
  • 現場レポート

    1月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」では、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、公演前月の末ごろに行います(今回ご紹介する写真は、2013年12月末に撮影したものです)。

    【現場レポート】2014年1月公演、準備風景(その1)
    http://kabukizabutai.co.jp/saisin/genba/1072/

    【現場レポート】2014年1月公演、準備風景(その2)
    http://kabukizabutai.co.jp/saisin/genba/1196/

    道具調べ

    『時平の七笑』。塗り方が縁側の板の目を描いているところです。まわりがドタバタしているなか、集中してたんたんと線を描いています。左手には絵の具の入ったバケツを持っています。

    『梶原平三誉石切』。鳥居が舞台の中心にあるかどうか、確かめながら位置を修正しているところです。手前の背中を向けている人が指示を出しています

     

    道具調べ

    新作歌舞伎『東慶寺花だより』の序幕に出てくるスロープを作っているところ。このスロープのことを「開帳場(かいちょうば)」と呼びます。 作業をしているのは舞台の転換を担当する舞台課のメンバー。転換だけでなく、こうした大工仕事もよくやっています。

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    2014.01.16
  • 大道具の道具

    来月(2014年2月)、歌舞伎座では『通し狂言 青砥稿花紅彩画』が上演されます(夜の部)。昨年の四月に歌舞伎座が新開場した際は『弁天娘女男白浪』という外題(げだい)で浜松屋見世先の場や稲瀬川勢揃いの場などが上演されましたが、今回は序幕から通しての上演となります。ちなみに、今回と同様に歌舞伎座で通して上演されたのは、2008年5月でした。

    『通し狂言 青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)白浪五人男』

    序 幕  初瀬寺花見の場  ←★2014年2月はここから全て上演
    神輿ヶ嶽の場
    稲瀬川谷間の場
    二幕目  雪の下浜松屋の場  (←2013年4月上演)
    同  蔵前の場
    稲瀬川勢揃の場   (←2013年4月上演)
    大 詰  極楽寺屋根立腹の場 (←2013年4月上演)
    同  山門の場   (←2013年4月上演)
    滑川土橋の場    (←2013年4月上演)

    二幕目の「雪の下浜松屋の場」は、美しい武家の娘が一転して片肌を脱ぎ「知らざぁ言って聞かせやしょう」という名調子で客席を沸かせる有名な場面です。
    この場面には2種類の「のれん」がかかっていますが、これは大道具の扱いとなっています。

    浜松屋道具帳

    『青砥稿花紅彩画 雪の下浜松屋の場』の道具帳

    屋体の上のほうにかかっている長いものが「軒のれん(のきのれん)」。

    軒のれん

    軒のれん

    下手側の入り口にある、大きな文字で店名が書かれているものが「日よけのれん」です。

    日よけのれん

    日よけのれん

    現代の漢字表記では、「はままつや」の「はま」の字は「浜」を用いていますが、お芝居の中ののれんでは古い字体を使っています。「浜」の古い字体はいろいろな種類がありますが『くずし字解読辞典 増補版』(児玉幸多編、近藤出版社、昭和45年初版発行)には、以下の2種類の文字が主要なものとして掲載されています。ごくわずかな違いで、点があるかないかです。

    濱

    お芝居の中ののれんでは、字面のおさまりがよいので点のある (1) のほうを使わせていただいています。
    浜の字
    歌舞伎座新開場柿葺落
    二月花形歌舞伎
    平成26年2月1日(土)~25日(火)
    http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2014/02/post_71.html

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    2014.01.14
  • 現場レポート

    1月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」では、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、公演前月の末ごろに行います(今回ご紹介する写真は、2013年12月末に撮影したものです)。

    【現場レポート】2014年1月公演、準備風景(その1)
    http://kabukizabutai.co.jp/saisin/genba/1072/

    歌舞伎座の廻り舞台には、4つのセリがあります。客席に近いほうから「梅」「竹」「松」そして「大迫り(おおぜり)」です。「大迫り」は38尺(約11.5m)×12.2尺(約3.7m)あります。この大迫りは、新しい歌舞伎座を作る際に新設されたもので、これによって大きな屋体を地下から一気に舞台へ運び上げたり降ろしたりすることができるようになりました。

    大ゼリ

    舞台の屋体を地下へ降ろした後に、みんなが大迫りにのって舞台へ戻っていく様子です。

    道具調べ

    『仮名手本忠臣蔵 九段目』。雪が黒い幕についたままになってしまうこともあるので、お手製の柄の長いうちわで、パタパタとはたいて落としています。

    梅の吊り枝

    舞台の上に飾る「梅の吊り枝」の調整をしているところです。黒い幕の下のほうに見えている紅白の小さな花が「梅の吊り枝」です。 1月の演目では、『石切』『おしどり』『乗合船』の3つの演目でこの「梅の吊り枝」が使われます。

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    2014.01.07
  • ニュース

    銀座三越にて開催されている「三越新春祭」のイベントに、弊社の絵描きが参加させていただきました。「三越新春祭」は三越の各店で行われているお正月のイベントで、銀座三越では1月5日まで開催されています。
    銀座三越の9階のイベントスペース「テラスコート」には、弊社が製作を担当させていただいた松羽目(まつばめ)の背景画が展示されており、1月2日(木)にはお客様の目の前で、松羽目の仕上げをする実演を行いました。

    三越銀座

    たくさんのお客様に松羽目の背景画の仕上げをご覧いただきました。

     

    銀座三越

    松羽目の仕上げを担当したのは、第一美術課の課長の倉田伸一(左)と同課長の山中隆成(右)です。

     

    銀座三越

    会場のお客様からもご質問をいただき、倉田がお答えしました(左)。筆を動かす様子に、お客様もじっと見入っておられました(右)。

     

    銀座三越

    松羽目の製作の様子を記録したビデオも上映されています。

    「松羽目」の背景画の展示、製作風景のビデオ上映は1月5日までです。お近くにおでかけの機会がございましたら、ご覧いただけましたら幸いです。

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    2014.01.02
  • ニュース

    1月2日より壽初春大歌舞伎が行われます。土産物店が並ぶ「木挽町広場」(歌舞伎座・地下2階)もお正月の飾り付けでお客様をおもてなしされることになりました。弊社も絵描きが描いた凧や新春を祝うバナーの製作などでお手伝いさせていただきました。お近くにお出かけの機会がございましたら、お立ち寄りいただけましたら幸いです。

    木挽町広場

    木挽町広場のお正月飾り。木挽町広場は地下鉄・東銀座駅直結。観劇をされない方も自由にお買い物を楽しんでいただけます。

    たこ

    木挽町広場に展示してる凧。大道具の絵描きが1枚ずつ描いています。ぜひ上のほうもご覧くださいませ。

    「木挽町広場」については、歌舞伎座のホームページをごらんください。

    歌舞伎座のホームページ
    http://www.kabuki-za.co.jp/

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    2013.12.31
  • 現場レポート

    1月歌舞伎座公演の「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」では、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりします。舞台の転換担当者、絵描き、塗り方、製作など、普段はばらばらの場所で仕事をしているみんなが歌舞伎座に集結し、心をひとつにして動いていきます(独特の活気があります)。

    道具調べ

    『石切梶原』の鳥居。今回は石の鳥居ですが、役者さんによって赤(朱)にする場合もあります。

    道具調べ

    舞台に道具を飾った後、塗り方が手直しをしています(いじけているわけではありません)。

     

    道具調べ

    息を合わせて大きな道具を動かしていきます。細かく指示をしなくても、それぞれが判断しながら動いていきます。

     

    道具調べ

    大道具で働いていると、大きな道具を早く安全に「運ぶ」という技術がしぜんと身体にたたきこまれていきます。この写真は、舞台転換をまとめている2人が「道具調べ」の合間に打ち合わせているところです(ひょいと持っていますが、これもそんなに軽いものではありません)。

     

    壽初春大歌舞伎 平成26年1月2日(木)~26日(日)
    http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2014/01/post_70.html

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    2013.12.29
  • ニュース

    日本橋三越本店と銀座三越のお正月の催事「三越新春祭」のために「松羽目(まつばめ)」の背景画を製作させていただきました。お正月のイベント期間中に一般のお客様にもご覧いただけます(詳しい日程や場所は以下をご覧ください)。
    また銀座三越では弊社の絵描きが「松羽目」の最終仕上げを実演するイベントもあります。
    お正月にお出かけの機会がございましたら、ご覧いただけましたら幸いです。

    銀座三越「三越新春祭」

    銀座三越「三越新春祭」の展示(9階テラスコート)。手前の展示は、歌舞伎の衣裳です。1月2日の11:30より絵描きが最終の筆入れをするデモンストレーションが行われます。

    【銀座三越 絵描きによるデモンストレーション】
    日時:1月2日(木)11:30より
    場所:9階テラスコート
    *見学自由(特に予約などは必要ありません)
    *時間などは変更になる場合もございます。詳しくは三越までお問い合わせください。

    この松羽目の製作の様子を以下にレポートしていますので、よろしければご覧ください。

    三越新春祭のための「松羽目」製作レポート(2013.12.20 公開)
    http://kabukizabutai.co.jp/saisin/news/946/

    << 三越新春祭 概要 >>

    日本橋三越本店

    *1月3日(金) 13:30より本館1階 中央ホールの特設舞台にて坂田藤十郎丈によるトークショーが開催されます
    *弊社が製作した「松羽目」は1月2日から1月7日まで、本館1階中央ホールに展示される予定です
    *松羽目を製作する様子を記録したビデオの上映も行われます

    三越銀座
    *弊社が製作した「松羽目」は12月27日から1月5日まで、9階テラスコートに展示される予定です

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    2013.12.27
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