最新情報

  • ニュース

    9月4日から歌舞伎座ギャラリー(歌舞伎座タワー5階)にて、「歌舞伎は旅する大使館<後期展示> 歌舞伎ファンを世界に」展がはじまりました。今回の展示では、1990年以降から最新の平成中村座ニューヨーク公演までの海外公演についてさまざまな切り口で紹介されています。
    海外公演で上演回数の多かった『連獅子』『藤娘』などの衣裳やかつら、小道具の実物展示も。大道具のものとしては『連獅子』の「二畳台」が展示されています。お近くにお越しの機会がありましたら、ぜひおでかけくださいませ。

    gallery

    正面の舞台に展示されているのは『連獅子』の衣裳やかつら、小道具。衣裳の下にあるのが二畳台。ちなみに牡丹は小道具さんの扱いになります。

    ■■■ 歌舞伎座ギャラリー[歌舞伎は旅する大使館]■■■
    ■■■ <後期展示>歌舞伎ファンを世界に 概要  ■■■

    【日程】
    2014年9月4日(木)~2015年1月25日(日)
    ※10月24日(金)は14時開館

    【休館日】
    2014年12月27日(土)~2015年1月1日(木・祝)

    【開館時間】
    10:00~18:00
    ※最終入館は17:30まで

    【会場】
    歌舞伎座ギャラリー(GINZA KABUKIZA 歌舞伎座タワー5F)

    【入場料(税込)】
    一般:600円
    小・中学生:500円(小学生未満無料)
    団体:500円(20名様以上一律)

    歌舞伎座ギャラリーについての詳しい情報やお問い合わせ先については以下をご覧下さい。
    松竹株式会社 歌舞伎座ギャラリー
    http://www.shochiku.co.jp/play/kabukiza/gallery/

     ...続きを読む >>
    2014.10.01
  • 現場レポート

    9月歌舞伎座公演の製作準備や「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前などに行います。

    『法界坊』「浄瑠璃 双面水照月」。白い布に包まれているものは浅葱幕。 舞踊のために所作台を敷いているので、雪駄を脱いでガチ袋に入れ、足袋で作業をしています。

    法界坊双面

    『法界坊』「浄瑠璃 双面水照月」で浅葱幕(あさぎまく:手前の青い色の幕)を振り落とした直後。浅葱幕を仕込んだり、振り落としたり、落ちた幕をはけさせているのも大道具です。

    法界坊双面

    上からのれんみたいにさがっている桜は「吊り桜(糸桜)」です。天井から降ろしてみると、想像以上に長いんですよ。 正面から見るとわかりづらいですが、手前とは別に奥のほうにも1列あります。

     ...続きを読む >>
    2014.09.22
  • ニュース

    松竹大谷図書館は、演劇、映画に関する貴重な資料を収集、整理、保存し、研究に協力したり閲覧の場を提供している公益財団法人の図書館です。歌舞伎の資料も多く所有しており貴重な存在です。今月からインターネットを通じて寄付や協力を募るクラウドファンディングに参加し、所蔵約44万点の資料のうち、約5,000点を占める「芝居番付」のデジタル化実現を目指し支援者を募集されています。詳しい内容は以下の歌舞伎美人のニュースをご覧ください。

    ※10月29日にプロジェクトが成立されたそうです(募集は終了しました)。ご協力くださった皆様、ありがとうございました。

    松竹大谷図書館の公式WEBサイト
    http://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/

    【歌舞伎美人ニュース】
    歌舞伎の芝居番付をデジタル化するプロジェクト、支援者募集
    http://www.kabuki-bito.jp/news/2014/09/post_1196.html
    大谷図書館

     ...続きを読む >>
    2014.09.13
  • 現場レポート

    9月歌舞伎座公演の製作準備や「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前などに行います。

    『菊畑』

    『菊畑』の菊棚。

    五郎蔵

    『御所五郎蔵』(廓内夜更けの場)。 屋根を浮かせて、ちょっと位置を調整をしているところです。屋体の中と外で声をかけあいながら、慎重に進めていました。

    大道具装束

    お客様に姿が見えるときは「たっつけ」を着用しています。写真の4人のうち3人がこれを着ていますね。背中と腰には歌舞伎座の座紋が入っています。

     ...続きを読む >>
    2014.09.10
  • ニュース

    日本テレビの昼の番組「ヒルナンデス!」にて、秀山祭九月大歌舞伎に関する特集が2週にわたって放送されます。秀山祭の魅力をさまざまな角度から紹介されるようで、私たち大道具も取材に協力させていただきました。よろしければご覧いただけましたら幸いです。

    ヒルナンデス! 毎週月曜〜金曜 11:55−13:55
    http://www.ntv.co.jp/hirunan/

    放送予定日:2014年9月8日(月)、9月15日(月・祝)
    *都合により変更されることもあります。あらかじめご了承ください。

    秀山祭九月大歌舞伎
    平成26年9月1日(月)~25日(木)
    http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2014/09/post_79.html

     ...続きを読む >>
    2014.09.06
  • 大道具の道具

    小道具と大道具の役割分担については、「引っ越しで持っていけるものは小道具、持っていけないものは大道具」というのがおおまかな目安ですが、曖昧なものもたくさんあります。常磐津舞踊の大曲『関の扉』にも、そういう道具がありますので、クイズを作ってみました。

    【大道具・小道具、どっちクイズ】
    以下は、『関の扉』の道具です。1〜4のうち、小道具さんが担当されるものは、どれでしょうか?
    (答えは、このページの下のほうにあります)

    1:桜の樹木の花
    2:つり下げられている雲
    3:桜の小枝
    4:高札
    関の扉

    積恋雪関扉道具帳

    『関の扉』の道具帳

    【答え】
    1:桜の枝は、大道具が受け持ちます。
    2:この雲は小道具さんです!
    (演目によっては大道具が担当する雲もあります)
    3:この小枝は、役者さんが手に持ちますので小道具さん。
    4:この高札は、大道具。ただし、『熊谷陣屋』のように役者さんが手に持つものは小道具さんで作られます。ちなみに『京鹿子娘道成寺』の高札は大道具の担当です。

    というわけで、正解は2と3でした。雲や高札は、私たちでも「あれ、どっちだっけ?」というものもありまして、今回も小道具さんに確認に行ったりしましたよ。雲は特に難しいですね。

     ...続きを読む >>
    2014.08.29
  • 現場レポート

    8月歌舞伎座公演の製作準備や「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前などに行います。

    乳房榎

    『怪談乳房榎』の序幕「隅田堤の場」。小さな小屋は出茶屋。葭簀(よしず)が立てかけられています。背景の絵は浅草の隅田川の風景。待乳山(まつちやま)のふもと(下手側)には芝居小屋が描かれており、中村屋の定紋である角切銀杏(すみきりいちょう)の櫓(やぐら)があがっています(この写真には、写っていません。すみません!)。

    怪談乳房榎

    『怪談乳房榎』の薮(やぶ)を作っているところです。大道具では「薮を打つ」という言い方をします。今月は薮はそれほど多くありませんが、たくさん出るときは薮を打つ作業も結構時間がかかります。薮は生きた植物を使うので、近くを通ると笹団子のようなふわっとした香りがします。

     ...続きを読む >>
    2014.08.22
  • 現場レポート

    8月歌舞伎座公演の製作準備や「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前などに行います。

    たぬき

    『たぬき』に登場する棺桶(早桶)と薪です。薪のほとんどは大道具が作りますが、役者さんが手に持つ薪は、小道具さんが作られます。 小道具さんにうかがってみると「(大道具と)打ち合わせなくても、だいたい同じ感じの色味になるんだよね〜」と言われていました。阿吽の呼吸。

    たぬき

    このなまこ壁は『たぬき』の芝居茶屋の二階の場面(二幕目の第一場)で使われるものです。 客席のお客さまからは、茶屋の座敷の窓から少し見える程度だと思いますが、実際はこんなに大きな壁なんですよ。

    歌舞伎美人のニュースにこのなまこ塀が写った舞台写真が掲載されていましたので、以下にお知らせします。見比べてみると楽しいかもしれません。
    http://www.kabuki-bito.jp/news/2014/08/_8.html

     ...続きを読む >>
    2014.08.14
  • 現場レポート

    8月歌舞伎座公演の製作準備や「道具調べ」の様子をご紹介します。「道具調べ」とは、本番通りに道具を飾ってきちんとできているかを確認したり、手直しをしたりするもので、初日の数日前などに行います。

    恐怖時代

    『恐怖時代』の「殿中酒宴の場」。塗り方が仕上げの筆を入れています。

    恐怖時代

    『恐怖時代』「殿中酒宴の場」のパーツ。これはまだ製作途中で、このあと黒いふちと引き手をつけて、ふすまの形となります(下手の黒御簾の前につけます)。

    龍虎

    舞台課のメンバーが『龍虎』の岩の手直しをしています。

     ...続きを読む >>
    2014.08.07
  • 大道具の道具

    『恐怖時代』奥庭の睡蓮です。
    造花の担当者によると、睡蓮と蓮は混同されがちですが、植物学的には異なるためいろいろ調べて準備したとのこと。睡蓮は、葉に切れ込みがあり、花は水面にぽこっと浮くようにして咲きます。また、睡蓮の花が歌舞伎に登場することは、珍しいとのことでした(『恐怖時代』の上演自体、ずいぶん久しぶりです)。

    花が水に浮いたように見せるための細工をしているところ(写真左)。舞台に飾ったところ(写真右)

    睡蓮の花の造花

    蓮

    『怪談乳房榎』(二幕目第三場高田南蔵院本堂の)に蓮を描いた襖があったので参考までにご紹介します。

     ...続きを読む >>
    2014.08.05
ページの上へ戻る